「ストレートネック」という言葉を、最近耳にしませんか? 主に肩こりの一番の原因でありますが、それ以外でも首の痛みや頭痛、眼精疲労、めまい、吐き気、そして時には顎関節症や変形性脊椎症などを引き起こす可能性があります。ストレートネックは近年急激に増えており、その原因がスマートフォンやパソコンの長時間の使い過ぎと言われています。
ストレートネックとは、頚椎のS字カーブ(前弯)がなくなり、頸椎が真っ直ぐになってしまう状態の事です。主な原因はスマートフォンやパソコンの使い過ぎ、座る時の姿勢、睡眠中の頭の位置などによる首への負担の蓄積によるものです。ストレートネックを放っておくと、肩コリ、頭痛、首の痛みなどの結果を生むことになります。また首のS字カーブがない事は、首へのクッションがないのと同じ事なので、頭の重心のストレスが常に首にかかっている状態になります。その結果、変形性脊椎症になる可能性も高まります。変形性脊椎症になると、しびれなどの症状も出てきます。近年は若年層の方にストレートネックが増加してきております。ストレートネックかどうかは、レントゲン検査を受ければすぐにわかります。
ストレートネックは予防が非常に重要です。もしなってしまったらなるべく早く改善しましょう。先ずは、一番重要な事は、長時間同じ姿勢をした後のケアです。パソコンやスマートフォンを数時間使うのであれば、最低1時間に1回は数分間の首のストレッチなどで負担を軽減させる事です。睡眠後に首の痛みを常に伴う方は、自分の首の形に合った枕を見つける事です。このように、首への負担を軽減させる積み重ねが重要になってきます。ストレートネックを元のS字カーブに戻すは簡単ではありませんが、しっかりした毎日のストレッチやカイロプラクテックのケアをしていけば、半年から1年でストレートネックは改善されていきます。
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